
ANAホールディングス片野坂真哉社長【拡大】
--成田ハワイ線に超大型機A380を5月から順次導入し、座席供給量が増大する
「首都圏発ハワイのシェアは25%、年間利用率は90%前後。座席供給量が増える分、マイレージ無料航空券が使えるようにする。ファーストクラスの導入で富裕層も取り込み、誰もが満足できる路線にしたい」
--国交省が地方航空会社の持続可能な在り方を検討し、昨年12月に全日空と日本航空、地方航空会社3社が有限責任事業組合(LLP)の立ち上げで合意した
「人口減少の中、路線維持に補助金頼みにならない新しい地方航空をつくろうとの構想には当初から賛成の立場。合意できて良かったと思うし、これは大きな節目だ。会社の歴史をはじめ、個社の状況の違いやLLPの意思決定のスピードを不安視する向きもあるが、できるだけ早くスタートして進めることが大事だ」
--外国人材の受け入れは航空業も対象だ。どう対応するのか
「グランドハンドリングや整備部門は人手不足が想定される分野なので、対象となったのはありがたい。大切なのは外国人材がしっかり生活できる環境づくりだが、われわれはミャンマーから航空関係の研修生を受け入れており、なじみもある」
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【プロフィル】片野坂真哉
かたのざか・しんや 東大法卒。1979年全日本空輸入社。同社人事部長、常務、専務、ANAHD副社長などを経て2015年4月から現職。鹿児島県出身。