EV、コバルト調達で共同出資会社設立を検討 国内主要企業

 トヨタ自動車やホンダ、パナソニックなど自動車や電池を製造する国内主要企業が電気自動車(EV)に使うレアメタル(希少金属)のコバルトを調達するため、共同出資会社の設立を検討していることが22日、分かった。コバルトは世界的に需要の増加が見込まれており、「日本連合」を結成し安定的な調達ルートを確保するのが狙い。

 2019年度の設立を目指す。参加を検討しているのは他に日産自動車やスズキ、マツダ、SUBARU(スバル)、三菱自動車など。新会社は各社が数%~10%程度を出資することを想定している。鉱山からコバルトを仕入れ、電池部品メーカーに供給する。まとまった量を発注することで交渉力を高める。価格を安く抑える効果も期待できる。

 コバルトはEV電池に使われ、安全性を高める役割がある。欧州や中国での自動車の環境規制強化を背景にEVの普及拡大が見込まれ、コバルトは20年にも不足すると懸念される。