関西を3Dプリンターの拠点に 産官学でネットワーク

 関西を3Dプリンターを活用したものづくりの一大拠点にしようと、近畿経済産業局は24日、次世代プリンターの技術開発に取り組む全国の企業や大学、団体などと連携した広域ネットワークを立ち上げると発表した。大阪市内に事務局を置き、3Dプリンターの実用化を目指す企業を支援したり、セミナーを開催して普及活動に取り組んだりする。3月7日に設立イベントを開く。

 3Dプリンターは樹脂や金属で模型や製品の型などを作ることができる。技術開発競争ではドイツや米国が先行し、世界市場における日本製3Dプリンターのシェアは3%にとどまる。経産局は、金属や樹脂の加工業者が多い関西の地の利を生かして実用化を後押しし、日本のシェア拡大につなげたい考えだ。

 ネットワークには、次世代プリンターにつながる青色半導体レーザーの技術開発に取り組む大阪大学接合科学研究所や、4Dプリンティングの開発に取り組む慶応義塾大学SFC研究所など14大学・団体が参画。今後は製造業のシステム支援を手がける商社などでつくる「3Dものづくり普及促進会」(大阪市西区)の事務局を拠点に活動し、参画企業などを募る方針。