5か国語 タダで学べる 我が現場 現場川柳発表

第5回「現場川柳」の大賞作品「5カ国語タダで学べる我が職場」(ミス現場さん作)のイメージ(オプテックス・エフエー提供)
第5回「現場川柳」の大賞作品「5カ国語タダで学べる我が職場」(ミス現場さん作)のイメージ(オプテックス・エフエー提供)【拡大】

 5か国語 タダで学べる 我(わ)が現場-。産業用センサー製造のオプテックス・エフエー(京都市下京区)は24日、製造業の現場で働く人たちの喜怒哀楽を詠んだ「現場川柳」コンテストの第5回受賞作品を発表した。冒頭の大賞作品(ミス現場さん作)は、平成30年のヒット商品となった音声翻訳機に頼らず、今後も増える外国人労働者とポジティブ(前向き)に働く現場をユーモアを交えて詠んだ点が評価された。

 毎年10~12月に募集。前回(1万1308作品)より多い過去最高の1万2359作品が集まった。

 優秀賞には、今どきのスマートフォン文化を詠んだ「新人が 専門用語 Siri(シリ)に聞く」(なし郎さん作)など3作品が受賞。このほか、自然災害が多発した30年を反映し「台風に 納期遅延を 助けられ」(入社五年目さん作)や、大企業のグループ会社でよくある話という「選べない 家電はすべて 親会社」(恋太郎さん作)など入賞・特別賞の11作品も選ばれた。

 同社は「世相を反映した作品が多く、上司や女房に関する鉄板ネタも定着してきた」としている。