「築地バレー」で業界活性化を クラウドサービスを手掛ける「ねこじゃらし」、コワーキングスペース事業参入 (1/2ページ)

クリエーティブ制作者向けコワーキングスペースの個室ブース(イメージ)
クリエーティブ制作者向けコワーキングスペースの個室ブース(イメージ)【拡大】

 映像、デザインなどに携わるクリエーティブ制作者向けのクラウドサービスを手掛ける「ねこじゃらし」は、クリエーターに特化したコワーキングスペース事業に参入する。2月に第1弾となる拠点を東京・築地に開業し、クリエーターが集積する「築地バレー」として業界活性化を狙う。2、3年以内に名古屋、大阪、福岡といった全国の拠点都市にも進出する。

 同社のコワーキングスペースは映像制作など、クリエーターのニーズに応えている。室内照明は映像編集など作業に合わせて明るさと色を変えられる。打ち合わせの声が室外に漏れて情報が流出しないよう、人の声を打ち消すスピーカーを設置。大型モニターを置ける広い机、長時間座っても疲れにくい椅子などもある。無線と有線のLAN、棚、ロッカー、メールボックス、複合機のほか、冷蔵庫やキッチンも備える。

 ワーキングスペースと、共用のカフェフロアの2フロアに分かれている。ワーキングスペースは全38席。1席の利用料は月額約10万円で、24時間年中使うことができる。

 同社がクラウドサービスの顧客対象に調査したところ、クラウドでのワークスペースは利用するが、コワーキングスペースを実際に使う人は少ないことが分かった。公開前のコンテンツを取り扱うことが多く、通常のシェアオフィスでは情報漏洩(ろうえい)が心配なほか、光や音が好みと合わず集中しづらいという声が多く上がった。

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