【5時から作家塾】ますます拡大するスマートスピーカー市場、世界の動向とは (2/3ページ)

 中国「スマートスピーカー三国志」

 調査会社カナリスの調べでは、2018年7~9月期の中国におけるスマートスピーカー出荷台数は計580万台で、先の3社が大きなシェアを握る。

アリババの「ティーモールジェニー」

アリババの「ティーモールジェニー」

 首位はネット通販サイトを運営するアリババだ。2017年に発売した「ティーモールジェニー」は中国限定商品で、2018年7~9月期に220万台売れた。同時期に190万台を出荷、アリババに次ぐシェアを持つシャオミは、スマートスピーカーを複数モデル提供している。3位のバイドゥが2018年6月に発売した「シャオドゥ」は、89元(約1400円)と破格の安さで売り出されため、発売開始からわずか90秒間で100万台を売り切ったという。

 アマゾンやグーグルに遅れを取ったアップルは、スマートスピーカー「ホームポッド」を、2018年2月にアメリカ、イギリス、オーストラリアで発売したのち、ドイツ、フランス、カナダ、スペイン、メキシコと徐々に販売国を広げ、今年1月からは中国と香港での販売に乗り出した。アジアにおいて日本ではなく中国を優先したのは、グーグルは中国国内でサービスを規制されているため参入できないこと、またアマゾンの「アレクサ」は中国語に対応していないこと無関係ではないだろう。

日本も乱立状態に