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ミャンマー交流で仏像寄贈 日本システム企画、301体を寺院に 今年は新市場開拓へ (2/3ページ)

 「1階は集会場で、2~5階に仏像を立像や座像など分けて配置。最上階には唯一ガラスで遮蔽された部屋があり、約2600年前に釈迦が作成したとされる『最古』の仏像が祭られている。このほかにも『椅子に座った』「横たわって半身を起こした」『立って右膝を突き出した』といった世界でも珍しい仏像が並ぶ。多くは国宝級で、仏像の価値は計り知れない」

 --ミャンマーとの関係強化につながった

 「親日国との一層の密接な関係づくりのきっかけにしたい。人口は6000万人近く、若いエネルギーに満ちている。出入国管理法改正で4月から外国人労働力の受け入れ拡大が始まるが、日本の労働力不足を補うのがミャンマー人。精神的絆により日本にあこがれてくるのが理想だ。また仏像を通じ同国との人脈もできた。ビジネス展開には人材が不可欠であり、ぜひ生かしたい」

 --JSP社長として今年仕掛けるビジネスは

 「主力事業である赤さび防止装置『NMRパイプテクター』では新市場開拓を目指す。これまで建物内の給水管や空調冷温水配管向けに販路を拡大してきたが、今年は水道管市場開拓に本格的に取り組む。水道管の老朽化が進み、更新時期を迎えているが、敷設替えには多額の費用がかかる。料金が2倍になるとの試算もある。パイプテクターを使えば約30分の1の費用で済むので、料金を上げることなく水道管を維持できる」

 --このほかには

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