試乗スケッチ

レクサスRCF“今さら”マイチェンのなぜ 大排気量NAの生命線に磨き (1/3ページ)

木下隆之

 レクサスRCFがデビューしたのが2014年。今年は2019年だ。大排気量NA+FRというパッケージを武器に、熱い走りのクルマとして存在感を誇ってきた。だがもう5年が経つ。となれば、そろそろフルモデルチェンジの噂がチラホラ伝わってきても不自然ではない時期なのだが、ここにきてレクサスは、RCFをフルモデルチェンジさせることなく、マイナーチェンジと車種追加の二刀流でカンフル剤を打ち込んできた。その意図は…。

 今回のマイナーチェンジは、志の本気度がグイグイと伝わってくる。単なるフェイスリフトでお茶を濁すのではなく、徹底して基本性能を高めて送り込んできたといえる。「フルモデルチェンジしないの?」という外野の口を黙らせるほどの力の入れようだ。

ターボに逃げず

 基本パッケージには変更はない。フロントに搭載されるパワーユニットは、5リッターもの大排気量を誇るV型8気筒エンジンである。組み合わされるミッションは8速ATだ。ダウンサイジングという大義名分の元に、ターボチャージャーに逃げることをしなかったことにはホッとした。高級クーペのLCで評価の高いLG-Aプラットフォームを期待していたのは正直な気持ちだが、シャシーは従来型を踏襲する。

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