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やっかいな宅配便の「再配達」解消! 画期的なサービスが人気に (2/4ページ)

吉田由紀子

 治安、玄関…「日本らしさ」アイデアにつなげる

 このサービスを立ち上げたのは、Yper(イーパー)株式会社という物流系ITベンチャー企業である。代表取締役の内山智晴さんは大学卒業後、大手商社勤務を経て、2017年に起業した。置き配バッグを考案した経緯を聞いた。

 「最近は日用品をネット通販で買う人が増えています。大半は高価な商品ではないので、必ずしも対面で受け取る必要はないと考えました。最初は宅配ロッカーを想定したのですが、コスト面で難しく断念しました。日本は玄関口がせまい家庭が多いこともあり、宅配ロッカー自体、あまり普及してないのが現状です」(内山さん)

 試行錯誤を重ねている時、出会ったのがあるエコバッグだった。

 「バッグなら折りたためますし、どんな家庭でも玄関先に取り付けることができるとひらめいたのです。そこでShupattoというエコバッグで有名な老舗日用雑貨メーカーと共同で、置き配用のバッグを新たに開発しました。外国に比べて日本は治安が良いので、バッグでも盗難等の可能性は低いと判断してのことです」(内山さん)

 バッグはYper株式会社のホームページで購入できる。また、専用のアプリと連動しており、配達されると通知される仕組みになっている。再配達になった場合もスマホから対応が可能だ。配送会社によってバラバラになっている情報をまとめて見ることができるので、非常に便利になっている。

 置き配はたしかに便利なサービスだが、気になるのは盗難の可能性だ。

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