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やっかいな宅配便の「再配達」解消! 画期的なサービスが人気に (3/4ページ)

吉田由紀子

 「盗難防止のため、玄関口にOKIPPAを固定する専用ロックと、バッグの開口部に南京錠をつけています。また、月額100円で東京海上日動火災保険と連携した盗難保険も含まれるアプリのプレミアムプランに加入することもできます。サービスを始めて9カ月経ちましたが、今のところ盗難保険を適用したケースはありません。置き配バッグを利用する方は、ミネラルウォーターや紙オムツ、トイレットペーパーといった日用品の購入者が大半です。そういった品物をわざわざ盗むのはリスクが高すぎる。このあたりも理由だと思います。もちろん高価な品物に関しては対面での受け取りをお勧めしています」(内山さん)

 「1日2億円」のムダ

 国土交通省の調査によると、昨年、国内では42億5100万個の宅配便が配送されている。日本人1人あたり33個という数字だ。配達員が運ぶ1日の荷物数は、1人あたり150個を数え、この内2、3割が再配達になっている。

 「国土交通省の数値をもとに弊社で試算した再配達コストは、宅配業界全体で1日に約2億円です。まさに無駄なものに費用をかけている状態です。このコストはいずれ配送料金の値上げという形で消費者に返ってくる可能性もあります。また、配達員にとっても何度も訪問するのは、非常にストレスです。人材不足も問題になっている物流業界ですが、現在のような状態では、配送員の負担も今後大きくなっていくでしょう」(内山さん)

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