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テレワーク、IT発達で進化 全社員が常時実践の会社も (2/3ページ)

 IT企業「ダンクソフト」(東京)は「社員の生活や人生をサポートする」目的で各地にサテライトオフィスを設置したり、遠隔地での在宅勤務を認めたりしている。

 徳島市のオフィスにいるのがプログラマーの竹内祐介さん(40)だ。東京の大学を卒業後、地元・徳島市のIT企業に就職したが、10年目に突然、東京転勤を命じられた。子供が生まれるタイミングだった。「豊かな自然がある徳島で子育てをしたい」という思いから退社。そんなときに徳島県内でテレワークの実験をしていたダンクソフトに出合い、2012年に入社した。

 徳島オフィスは常時、ビデオ会議システムで東京本社とつながり、まるで本社の隣で仕事をしている感覚だ。テレワークは「仕事と家庭をてんびんにかけないといけない局面が減る。会社にも離職防止のメリットがある」。柔軟な働き方ができ、保育園の送り迎えなどをすることも多い。今一番楽しいのは「子育て」と笑顔で語った。

 重度障害者に活用

 障害者雇用の現場でも活用が進む。データ入力やホームページ制作を手掛ける「クオールアシスト」(東京)は移動困難な重度障害者ら40人以上を、在宅勤務の社員として雇う。

 三重県四日市市の田辺千晴さん(21)は小学校のときに交通事故に遭い、首から下が動かなくなった。特別支援学校を卒業後、障害者向けIT講座で描画ソフトの使い方を学び、17年3月に入社した。フルタイムではがきやポスターのデザインをしている。

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