現場の風

「地方の課題」、共助サービスで補完を (2/2ページ)

 「一番の参入障壁は消費者の価値観だ。中でもトラブルに対する心配が大きい。普及にはどれだけ安心・安全を感じてもらえるかが重要で、協会としてもシェアワーカー向けにスキルアップの機会や横のつながりを提供。3月には三井住友海上火災保険と合同でシェアワーカー向けの保険提供を開始するなど、安心して働ける環境作りに力をいれている」

【プロフィル】石山アンジュ

 いしやま・あんじゅ 国際基督教大教養卒。リクルートなどを経て現職。一般社団法人シェアリングエコノミー協会事務局長も務め、シェアリングエコノミーを通じた新しいライフスタイルを提案する活動を行うほか、政府と民間のパイプ役として規制緩和や政策推進にも従事。

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