潜在的な加入者が期待できるアップル
モルガン・スタンレーは「ディズニー・プラス」について、2020年末までに1300万人の加入者を獲得すると予想しており、傘下のフールーやESPNプラスの契約者を合わせると5000万人に達すると見ている。
そしてこの秋米国で始まるもう一つの注目株の定額制動画配信サービスが、アップルの「アップルTVプラス」である。同社は3月のイベントにおいて、著名監督や俳優を起用した独自番組を含む動画コンテンツを、新サービスにおいて提供すると発表した。
アップルの武器はiPhoneだ。動画を視聴する人々の多く、特に若者は、テレビではなくスマートフォンを利用している。2019年3月末時点で、全世界で使用されているiPhoneの台数が1億9300万台(アップル発表数字)ということは、「アップルTVプラス」の潜在的な加入者が相当数存在することを意味する。
「ディズニー・プラス」「アップルTVプラス」ともに、日本でのサービス開始時期はまだ発表されていないが、いずれは視聴可能になるだろう。その時、日本の定額制動画配信市場にも、大きな変化が訪れることになる。(岡真由美/5時から作家塾(R))
《5時から作家塾(R)》 1999年1月、著者デビュー志願者を支援することを目的に、書籍プロデューサー、ライター、ISEZE_BOOKへの書評寄稿者などから成るグループとして発足。その後、現在の代表である吉田克己氏の独立・起業に伴い、2002年4月にNPO法人化。現在は、Webサイトのコーナー企画、コンテンツ提供、原稿執筆など、編集ディレクター&ライター集団として活動中。