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電動化へ邁進するボルボのV60 PHEV 普段使いなら電気だけで十分 (1/4ページ)

SankeiBiz編集部

 今回はボルボ「V60」のプラグインハイブリッド車(PHEV)に試乗した。多用途性に富むステーションワゴンにツインチャージャーエンジンとモーターを組み合わせ、パワーと燃費効率を両立させた“いいとこ取り”のようなモデルだという。2019年以降に発表される全ての新型モデルに電気モーターを搭載すると明言しているボルボ。上級グレードの「インスクリプション」に乗って、彼らが目指す「クリーン」な世界観を体感してきた。(文・写真 大竹信生/SankeiBiz編集部)

 上質なスムーズ感

 信号が青に変わり、アクセルペダルを踏むと、まるで氷上を滑るかのようにスムーズに発進した。耳を澄ませると、電動モーター特有の「キーン」という音がわずかに聞こえる。レスポンスは鋭いが、クルマの挙動に「ブルブル」「ざらざら」といった振動はほとんど見られない。電気とモーターのみを使用する「ピュアモード」を選択しているため、完全にEV走行に徹しているのだ。

 ボルボは自社のプラグインハイブリッド・テクノロジーを「Twin Engine」と呼んでおり、現在はXC90、V90、XC60、V60の4モデルでPHEVを展開している。V60は「T8」と「T6」の2タイプのPHEVをラインアップ。ともに2リッターのスーパーチャージャー&ターボチャージャー付エンジンを搭載しており、電池容量とモーターパワーも同等だが、今回試乗した「T6 Twin Engine」は「T8」よりもエンジン出力が抑えられているという違いがある。

 念のために説明すると、PHEVとは外部電源から充電することのできるHVだ。走行距離の短い通勤程度なら電気のみのEV走行、長距離や高出力が必要な場面ならエンジン+モーターによるHV走行といった使い方が可能で、バッテリーの電力を使い果たしてもガソリンエンジンのみで走行可能。EVにありがちな電池残量を心配する必要もないのだ。

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