生かせ!知財ビジネス

マインドセット見直そう (1/2ページ)

 知財戦略推進事務局・仁科雅弘参事官に聞く

 知的財産戦略本部は価値共創タスクフォースでの議論をこのほど終え、報告書「ワタシから始めるオープンイノベーション」をまとめた。その狙いや活用のポイントを知的財産戦略推進事務局の仁科雅弘参事官に聞いた。

 --本タスクフォースでの議論の狙いは

 「21世紀に目指す社会として当本部は価値デザイン社会を掲げている。昨年、別のタスクフォースで企業が将来の価値を創造するメカニズムを取り上げ、これを構想するための経営デザインシートを考案した。今回は構想したメカニズムを実現する手段としてオープンイノベーションに着目。社会にインパクトを与える成果が日本ではなぜ少ないのかを議論した。だが過去の成功事例や方法論から現状を打開する新たな方法論は見いだせなかった」

 --原因は何か

 「マインドセットにあった。委員の方々が自由で熱い議論を交わした結果、オープンイノベーション推進に関与する経営者、担当者個人、土台となる組織の意識や行動が三すくみ状態にあり、互いに推進できない言い訳を醸成し、互いの活動を牽制(けんせい)していることが分かった」

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus