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台湾のコーヒー老樹、保存へ キーコーヒー、統治時代開拓 (2/2ページ)

 転機となったのは99年の集集地震(台湾大震災)だ。震災で被害を受けた農地で、付加価値の高い作物としてコーヒー栽培が奨励され、現在は1150ヘクタールまで広まっている。

 台湾産の豆はフルーティーな香りとさわやかな口当たりが特徴という。一部は日本にも輸出され、産地ごとの特徴を楽しむ消費者に選ばれている。

 老木の保存はキーコーヒーが来年、創業100周年を迎える記念事業の一環でもあり、式典には柴田氏も出席した。柴田氏は「創業者の夢を台東の皆さんがつないでくれて感激している」と感謝の言葉を述べた上で、「この歴史的な瞬間を新たな里程標にしたい」と抱負を語った。

 台東県の饒慶鈴(じょう・けいれい)県長(県知事)は「これを機に台東のコーヒーのブランドを確立していきたい」と話した。(台湾・東河 田中靖人)

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