関電金品受領問題会見詳報(2)

「儀礼的なものも、そうでないものもあった」 関係悪化恐れ受領、返却は「難しかった」 (2/3ページ)

 岩根社長「委員会については、社外に先生が3人 社内の中立的な委員が3人の計6人。2018年7月から9月の間まで活動した」

 --社長自身の事例を教えてほしい。いつ、どういう場所で、どう渡され、拒否したのか

 岩根社長「私の場合は、一度だけお会いしています。就任のお祝いでお話をして。そして最後に、お祝いとして 手荷物をいただいた。そういう金品があるという認識はなかったが、後で見ると、非常に高額で、受け取れないと思った」 

 --返却しようという行動は起こしたか

 岩根社長「他の役員と話しながら、返せるタイミングで返すということにしました。基本的に、私自身は預かったもの自体を見ているわけではない。いわゆる、金庫に保管した状況でした」

 --何をもらった

 岩根社長「金額は差し控えます。いわゆる金品ではない」

 --歴代の人がもらっていたことを知っていたか

 岩根社長「基本的には、そこのところは、詳しく承知していなかった」

《時折声を詰まらせ、取材陣から大きな声で話すことを求められる場面もあった》

 岩根社長「就任のお祝いについて、他の役員から、高額かもしれないというアドバイスを受けた。それを持ち帰り、金庫に保管しました」

 --会社として、そのような認識あったか

 岩根社長「社として、具体的にどこまでの話があったかとは認識していなかった。どういう対応をしていたかということについては、認識をしていなかった」

 --社内処分は会長と社長の2人だけか

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