テクノロジー

宇宙(そら)へ挑む“ガンプラ” 「地球連邦軍V作戦」並みの工夫を詰め込む (3/3ページ)

 今秋中にJAXAへ納品する予定となっており、現在、LEDの色を地上から操作するためのプログラムなどの最終調整を行っているという。

 五輪を応援へ

 “ガンプラ”を宇宙へ上げる計画は日本を代表するクリエーター・イノベーターが東京五輪・パラリンピックへの思いを発信する「ONE TEAM PROJECT」の一つ。

 JAXAや東京大学中須賀・船瀬研究室と日本のアニメーション文化を代表する作品であるガンダムが協力して、宇宙から東京五輪・パラの選手らを応援する。

 完成した両機は中須賀・船瀬研究室が開発した超小型衛星「G-SATELLITE」に搭載され、宇宙空間まで運ばれる。地球周回軌道に乗ったところで宇宙空間に放出されるという。

 大会組織委によると、詳細は決まっていないが、両機は五輪が始まる前には宇宙空間に姿を現し、パラリンピックが終わる頃まで周遊する。足元には選手への応援メッセージなどを標示する電光掲示板を設置し、その様子を衛星に装着したカメラで撮影して地上に送るという。

 開発を担当したバンダイスピリッツの山中信弘さんは「ガンダムは宇宙にあるべきもの。宇宙に100%はないと聞くが、無事成功できるようにがんばります」と意気込んだ。

 静岡の、日本のものづくりの威信を懸けた挑戦から目が離せない。

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