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対EU関税回避に努力 航空紛争でトランプ氏 協議見守る姿勢 (2/2ページ)

 世界貿易機関(WTO)は今月上旬、欧州航空機大手エアバスに補助金を投じるEUへの米国による関税発動を承認。これを受けて米通商代表部(USTR)は、EUからの75億ドル(約8千億円)分の輸入品に18日から関税を課す方針を発表した。航空機に10%、ワインやチーズをはじめとする農産物などには25%を上乗せする。

 EUも米政府による米航空機大手ボーイングへの補助金が不正だと訴えており、WTOはEUによる対米関税も承認する見通しだ。EUは米国がEU輸出品への関税発動を断行した場合、報復措置をとる方針を表明している。

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