再開発で新しい商業ビルが建設されたことから、横軸と縦軸の動線を整備。商業ビル同士をつなぐ横軸の「歩行者デッキ」と、ビル内で縦軸となるエレベーターなどの「アーバン・コア」設置を進める。
東浦部長は「渋谷の各ビルの中でお客さまを囲い込まないで、駅から街へポンプのように送り出す機能となっている」と説明する。実際、渋谷スクランブルスクエア東棟が11月に開業したことで観光客が周囲に流れ、渋谷ヒカリエや渋谷ストリームでの売り上げも上昇したという。
様変わりしつつある渋谷だが、東急が掲げる渋谷駅周辺開発プロジェクトでは、令和9年度までは渋谷スクランブルスクエア中央棟・西棟の開業、JR渋谷駅の改良などが残っている。東浦部長も「渋谷全体でみると、緑やゆったりできる広場が足りない。今後立体的な広場を増やしていく計画を立てている」という。渋谷の“建て替え工事”はまだまだ続く。
再開発が進む一大都市・渋谷。渋谷の「今」を築いている人々に、進化の先に何が生まれようとしているのかを聞いた。(吉沢智美)((中)は明日25日に掲載します)