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今年の夏はウナギお安く? 稚魚豊漁、前期採捕量0.1→8.9トンに (2/2ページ)

 資源管理のため、養殖池に入れる稚魚の量には上限があり、平成27年漁期から年間21.7トンが継続。豊漁でも養殖業者の受け入れ余力は限られ、今年の漁期は採捕者が一時休漁する動きも出ている。

【用語解説】シラスウナギ  ウナギの稚魚の呼称。日本や中国などに分布するニホンウナギは日本から約2000キロ離れたマリアナ諸島付近の海域に産卵場があり、幼生を経て「シラスウナギ」となった状態で日本などに流れ着く。河口で採捕され、養殖に利用される。資源減少による価格高騰で「白いダイヤ」とも呼ばれ、密漁の横行が指摘される。市場に出回るウナギのほとんどは、シラスウナギから育てた養殖もの。

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