病棟で自身の分身に
一方、コンサルタント事業を展開するISO総合研究所(大阪市北区)は、新型コロナの病棟向けに医療スタッフや家族らが患者と直接面会せずにカメラとマイクを使って、会話するアバター(分身)ロボット「オムニロボ」を提供する。ロボットは自身の分身となり、遠隔操作で患者のもとへ出向く。漫才で使われるコンデンサーマイクのような形をしており、上部にタブレット端末が装着され、そこで相手の顔が映し出される。
すでに聖マリアンナ医科大学(川崎市宮前区)などで活用されている。問診や面会は防護服や特殊なマスクを装着しなければならず、脱いだ後に消毒が必要になる。オムニロボを活用すれば、その手間が省け、業務の効率化が図れるという。
新型コロナの感染拡大を防止するためのロボット活用の最大のメリットは感染者との接触を避けられる点にある。さまざまな場面での活用が想定され、ロボット各社のアイデアが感染拡大防止に大きく寄与しそうだ。(黄金崎元)