テクノロジー

ローカル5Gの注目度急上昇 非接触で工場を運営、学校でも期待大 (2/2ページ)

 欧州リード、追うアジア勢

 ローカル5Gは産業目的だけでなく、学校などでの利用も期待されている。

 九州電力子会社のQTNet(福岡市)は3月末、九州工業大学(北九州市)のキャンパスで、5G環境を整備するための免許を取得した。図書館や大学生協などに5G環境を整えて九州工大と共同研究を進める計画だ。新型コロナの影響によるキャンパス閉鎖で計画は一時ストップしていたが、7月からキャンパス閉鎖が解除され、実施に向けた準備を再開している。

 QTNetは「コロナで変化した学生や大学のニーズを捉えながら、より良いサービス提供につなげたい」(広報)考えだ。

 NTT西の貝野氏によると、世界でのローカル5Gの活用は、前身となる高速通信「LTE」の活用が産業界で進み、ローカル5Gへの移行が容易だった欧州が「半歩か1歩リード」している状況という。これを中国やシンガポールなどが追う構図で、日本は遅れをとっている。

 ただ、NTT西が「港湾での実験をはじめ2~3件の免許申請が視野に入っている」(貝野氏)とするなど、新型コロナでローカル5Gへの関心は急激に高まっており、日本でも産業界を中心に一気に活用が進む可能性もある。

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