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ミシュラン認定の老舗うなぎ屋 コロナ禍の挑戦 手軽に食べられる「UNG」 (2/2ページ)

SankeiBiz編集部
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 異彩を放つ「うなトラ」

 異彩を放っているのが、フードトラックのうなトラだ。目を引くのは「UNG」と大きく染め抜かれた暖簾。当初は「うなぎ」と書くことを考えてたが、「なんだか普通だなと。『新しいうなぎ屋』というコンセプトを兄弟で話し合う中でポッと出てきたのが『UNG』でした」と幸和さん。「デザイナーさんからも『攻めてるね』と言われました」と明かす。

 若い層にも興味をもってもらいたいと、うなぎをモチーフにしたキャッチーなアイコンも作成することに。「ウナグラム」と名付けられたアイコンは、キャップ(帽子)やTシャツなどのオリジナルグッズにも使われ、そのユニークさが根強いファンの間で好評を博している。

 今月28日の「土用の丑の日」を中心に、月内は実店舗も書き入れ時となるため、うなトラは8月以降に再稼働する予定という。幸和さんは「名店の看板と伝統を守りながら、コロナの逆境を機と捉え、これまでのうなぎ専門店にはない新しい挑戦をしていきたい」と話している。

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