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“聖地”のハンバーガー自販機が10月復活へ「できる限り修復」オーナーの願い (2/2ページ)

SankeiBiz編集部
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 若者にとっては新しい「レトロ自販機」

 今ではレトロ自販機で有名な中古タイヤ市場だが、そもそも自販機を置いたきっかけは、“本業”と大きく関係があった。「タイヤ交換でお客さんを待たせてしまうので、待ってもらっている間に何か楽しめるもの、食べられるものがあるといいなということで、最初はお菓子の自販機を設置しました」と振り返る。約10年前から趣味でレトロ自販機を集めだし、丹念に修復。5年ほど前からタイヤ販売店の敷地内に自販機を設置するようになったのだという。

 斉藤さんは「食べ物が調理されて出てくる自販機は、若い人には新しく見えるのでしょう」と話す。かつては国道沿いのドライブインに、うどんやそば、ホットスナック、アイスクリームの自販機が並び、長距離トラックのドライバーや深夜のドライブを楽しむ若者らが利用していた。今ではすっかり死語になりつつあるが、「オートレストラン」という呼称もあった。

 昭和のレトロの雰囲気を色濃く残す自販機が勢ぞろいしたスポットは全国的にも貴重な存在で、北海道からわざわざ訪れる人も。斉藤さんは、思い入れの強い自販機を壊されたショックが大きく、その心の傷が癒えることはないが、「皆さんに楽しんでもらっているので、できる限り修復して、ちょっとでも長く使えるにしたいと思っています」と話している。

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