コロナ禍が収束に向かえば、人と人のつながりでサーフィンを盛り上げるといったソフト面での施策も打ち出せるようになるはず。東京五輪は閉幕したが、そのレガシーを町の発展につなげる取り組みの“本番”はこれからだ。
【千葉県一宮町】 千葉県東部の太平洋に面した外房、九十九里浜の南端に位置する。東京五輪のサーフィン競技会場となった釣ケ崎海岸には、日ごろから多くのサーファーが訪れ、周辺には飲食店やサーフショップが立ち並ぶ。トマトやメロン、梨などの生産も盛ん。リゾート地としても知られる。東京駅からJR特急で約60分、快速電車で約90分。
【記者の独り言】 無観客という異例の形で行われた東京五輪。選手の両親ですら会場に入ることができず、インターネット中継で応援していた。競技最終日には、選手らを一目見ようと、会場周辺に集まった人もいたが、想像していた五輪のにぎやかさはなく、町の人々の記憶に五輪開催が鮮明に残ったとは思えなかった。五輪が開催されたことを風化させないためにも、ハード面でのなんらかの遺産が必要なようにも感じた。(長橋和之)