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3D撮影「2眼VRレンズ」27.5万円でもお買い得? キヤノン新戦略“視界良好” (2/2ページ)

SankeiBiz編集部
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出荷台数「VR元年」以上に

 VR利用の拡大に呼応し、視聴する機器の出荷台数も増加傾向にある。総務省が7月に公表した今年度の情報通信白書では英調査会社Omdiaの予測をもとに、VRと、現実の風景とデジタル情報を合成するAR(拡張現実)のハードウェア出荷台数が、2023年に世界で3820万台に達するとした。

 眼鏡型のAR機器の“追い風”もあり、予測通りに推移すれば、Facebook傘下の米オキュラスVRやソニーが相次いで一般消費者向けの商品を発売し「VR元年」と呼ばれた2016年の3520万台を初めて上回ることになる。

 近年では比較的安価で、高性能のパソコンがなくても単体で視聴できるVRヘッドセット「Oculus Quest 2」(同3万7180円)が人気を集め、VRがさらに身近になりつつある。

 対応する動画編集ソフトは想定価格が月額500円程度(年額5000円程度)のサブスクリプション形式で、2分までの動画を編集できる無償トライアル版もある。

 キヤノンも「写真用にカメラをお使いの方から『VRに挑戦したいが、どこから手をつけていいか分からない』と相談されることもありました」(広報担当者)と、手ごたえを感じているようだ。既存のミラーレスカメラで180度のVR映像を撮影するシステムは、個人でVR映像を作成したいニーズに応えるものとなりそうだ。

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