九州新幹線で全車両の全48車輪が脱線 全車輪の脱線は新幹線で初
熊本震度7
熊本市内で脱線した九州新幹線の車両(国交省提供)
国土交通省は15日、14日夜に脱線した九州新幹線は全車両で脱線していたことを明らかにした。列車は6両編成で1車両に8つの車輪が付いており、全48車輪が線路から外れた。新幹線の全車輪が脱線したのは初めてという。運輸安全委員会は15日、鉄道事故調査官3人を現地に派遣した。
熊本駅から回送列車として発車直後約1分後に地震に遭遇。運転士が非常ブレーキをかけた。現場は熊本市内で、熊本駅から南に1・5キロの地点だった。
新幹線の脱線としては4件目で、これまでに東日本大震災、中越地震など3件がある。九州新幹線では初めての脱線。
また、地震の影響で九州新幹線3列車が駅と駅の間で停車。15日午前1時17分ごろまでに計338人が救出された。
九州新幹線は15日、全区間で始発から運転を見合わせた。15日午前6時半時点で、在来線はJR九州や熊本電気鉄道など5事業者8路線で運転休止。高速バス8路線が運休している。
高速道路は、九州自動車道、南九州自動車道、九州中央自動車道で計約178キロの通行止め。このほか、都道府県道や市道などでも落石や亀裂などにより30区間で通行止めになった。
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