新日本プロレス「昭和の伝説」もう一度 ブーム再来を期すイベント開催へ
1980年代の黄金の輝きを再び-。昭和のプロレスブームの主役の一人だった新日本プロレスの藤波辰爾や初代タイガーマスク(佐山サトル)らが30日、東京都内で記者会見し、「10・7 昭和の新日本プロレスが蘇る日」と題したイベントの開催を発表した。
新日本プロレス元専務の新間寿氏はかつて“過激な仕掛け人”の異名をとり、今回はイベントの実行委員長を務める。「81歳になっても、昭和の新日本プロレスを思うとフツフツと気力が蘇ってくる。イベントでは『夢のオールスター戦』(79年)の秘蔵映像を初お披露目する計画だ」とPRする。
「金曜夜8時の新日本プロレス」は「ワールドプロレスリング」と冠した番組タイトルで親しまれ、昭和のプロレスファンの「狂騒」と共に20年、30年と語り継がれてきた。裏番組の「太陽にほえろ!」などとしのぎを削り、視聴率20%をたたき出した。
国民的娯楽でありプロ野球と並ぶ人気プロスポーツの中心にいたのはアントニオ猪木・坂口征二の黄金コンビと、それに続くタイガーマスクや長州・藤波ら最強のタレント集団。そこから多くの「伝説」が作られていった。
ブームの再来を期すイベントは10月7日、もちろん金曜日夜にぶつけた。プロレスの聖地・後楽園ホール(東京)で、当時の迫真の名勝負映像を一挙公開し、新日ブームを支えた藤波や初代タイガーマスクらによるトークショーを開く。往年のファンにとっては名勝負を演出した脇役や外国人レスラーらも感慨深い。
新日本の精神を引き継ぐビジュアル系レスラー、棚橋弘至らが「プロレス女子」の人気を集める中、あるプロレス事情通は「昭和という時代が遠くなる中、真のプロレスファンがリアルに語り合う場として意義がある」と注目している。
昭和のレジェンドたちが集うイベントは7日午後6時半(同5時半開場)に開始。入場料はS席7千円、A席6千円、B席4千円。来場者全員に記念特製メダルを贈呈する。
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