キリンが新たに「絶滅危惧種」 レッドリストの最新版、30年で4割も減る

 
絶滅危惧種とされたキリン(国際自然保護連合提供)

 国際自然保護連合(IUCN)は8日、世界の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)の最新版を発表した。キリンを新たに絶滅危惧種に加えた。生息地のアフリカで、狩猟などにより、2015年までの30年間に個体数が4割も減ったのが理由。

 キリンは3ランクある絶滅危惧種のうち一番下の「絶滅の危険が増大している種」とされた。保護の強化が求められる。

 また鳥類で新種とされた742種のうち、11%がダム建設や農地の拡大によって生息地が失われているとして、絶滅危惧種とされた。

 植物では、栽培されているマンゴーと近縁の野生種4種や、アスパラガスの近縁で日本原産のハマタマボウキが3ランクの真ん中とされた。野生の近縁種は病気への抵抗力や栄養価を高めた新たな品種づくりのもととなるが、十分に保全されていないという。