米紙ワシントン・ポストやUSAトゥディ、CNN(いずれも電子版)などによると、米宇宙開発企業「スペースX」が開発中の大型打ち上げロケット、ファルコンヘビーを使って有人宇宙船を火星に飛ばす。
地球を出発するのは2018年1月5日で、全行程は501日間。しかし、火星から約160キロまで接近するものの着陸はせず、19年5月、地球に帰還する。出発日は太陽活動の極小期を選んで決めたという。
夫婦の可能性大
チトー氏は既に計画実現に向けて非営利団体(NPO)「インスピレーション・マーズ財団」を設立。多額の私財をつぎ込むほか、テレビ放映権の販売やスポンサー募集などで資金を調達するという。
チトー氏と共にこの計画を進める宇宙開発事業会社、米パラゴン・スペース・デベロップメント社のテイバー・マッカラム最高経営責任者(CEO)も会見で「戯言(たわごと)などではない。非常に現実的な計画だ」と明言。