富士山世界遺産登録 三保の悲願、涙と絶句 諮問機関の除外勧告を覆す (2/3ページ)

2013.6.23 06:07

 静岡市清水区の三保松原の入り口にある「羽衣ホテル」の女将(おかみ)、遠藤まゆみさん(55)は従業員から知らせを受けると「ええ!?」と言ったきり絶句。身を震わせて泣き出した。

 この日は三保松原の“落選”を予想し、追加登録へ自分を奮い立たせるため、報道陣の前で自ら作詞作曲した「三保松原再生音頭」を歌うはずだった。

 ●(=歌記号)海原超えて結ばれた 二人の仲をだれがさく

 吉報に涙をぬぐい、喜びをあふれさせて歌った。

 約7キロの海岸線に5万本以上の松が生い茂り、平安時代から富士山を望む景勝地として知られる三保松原。「羽衣伝説」で天女が衣を掛けたといわれる羽衣の松などがある。この日は連日続いた雨が上がり、雲の切れ間から富士山がくっきりとその姿を現した。

 「まさかまさかでびっくり。三保は大きな一歩を踏み出したなあ」。土産物店「一ふじ」の芹沢央(ひろ)哲(たか)店長(49)は感慨深そう。静岡県磐田市から来た自営業、阿部誠さん(44)は「世界の三保松原か。すごいタイミングに居合わせた」と笑みを浮かべた。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。