全国で1000を超えるゆるキャラが人気を競う「ゆるキャラグランプリ2013」の投票が始まり、県観光PRキャラクター「アルクマ」を擁立する県は、観光部内に必勝本部を設置した。昨年初めてエントリーしたアルクマは、阿部守一知事以下、県庁組織を挙げての売り込みが功を奏し、全国865のゆるキャラがひしめく激戦の末、24位と健闘した。2度目の挑戦となる今回は、首位を目指し経済団体なども巻き込んで徹底した組織戦を繰り広げる。
滋賀県彦根市の「ひこにゃん」や熊本県の「くまモン」にみられるように、絶大な経済効果やPR効果が期待できるゆるキャラだが、全国的な人気や知名度がその効果を最大限に生かすカギとなる。平成27年春の北陸新幹線延伸、39年のリニア新幹線開業など、“長野県ブランド”の真価が問われる場面を控えているだけに、アルクマを擁しての戦いは他県とのブランド力競争の先行きを占う象徴的な戦いだ。
県庁2階に設けられた必勝本部は野池明登観光部長を本部長に、県経営者協会や県中小企業団体中央会など経済4団体を本部員とする布陣。さらに県内出身の著名人などにも協力を依頼し、実際の選挙運動さながらの組織戦を繰り広げる構えだ。