レストランの店頭に掲示された「お詫び」のパネル=10月23日午前、大阪市北区の大阪新阪急ホテル【拡大】
問題発覚後、ホテルのレストラン入り口には「お詫(わ)び」のパネルが一斉に掲げられた。出張で同ホテルを利用した横浜市鶴見区の男性会社員(50)は「なぜ責任者が事態を把握せずに(虚偽表示が)常態化していたのか疑問だ」と納得がいかない様子だった。
同社が問題を公表したのは、消費者庁に報告してから約2週間もたった後だったが、中には自ら問題を公表したホテル側の姿勢に理解を示す声もあった。夫婦で初めて宿泊した青森県弘前市の男性会社員(52)は「起きてしまったことは仕方がない。全力で信頼回復に努め、還元してほしい」と話した。