福島第1、燃料取り出しへ準備開始 輸送容器沈める

2013.11.18 11:28

 東京電力は18日午前、福島第1原発4号機の燃料貯蔵プールからの燃料取り出しに向け、燃料を装填(そうてん)する「キャスク」と呼ばれる輸送容器をプールに沈める準備を始めた。午後3時ごろには水中で1体目の燃料をキャスクに入れる作業を開始。廃炉工程は新たな段階に入る。

 18日の作業は午後7時ごろまで続けられる。キャスクには22体の燃料が収容でき、19日には22体全てを装填し終える予定。プール内には、未使用の燃料202体、使用済み燃料1331体が保管されており、すべての取り出しの完了は来年末になる。

 18日は、比較的扱いやすい未使用の燃料を取り出すことになっている。東電は初回の22体を問題なく取り出すことができれば、次回以降は使用済み燃料を取り出す。

 水素爆発により損壊した4号機の原子炉建屋上部には、クレーンを備えたカバーが新設され、キャスクへの燃料の装填は全てプール内での作業となる。キャスクを燃料で満杯にした上で、プールから取り出し、トレーラーで約100メートル離れた「共用プール」と呼ばれる一時保管施設へ移す。一連の作業には1週間ほどかかる。

 水素爆発によりプール内に落下したがれきの大半は取り除かれている。しかし現在も細かいコンクリート片が散乱しており、取り出しの際は燃料を破損させないように、クレーンでがれきを除去するなど慎重に作業が進められる。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。