東京電力福島第1原発の汚染水問題で再稼働に向けた公開での安全審査が保留されていた柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)について、原子力規制委員会は19日、初の公開審査会合を21日に開くと発表した。会合では規制委が東電から申請内容の説明を受け、問題点の有無を確認する。柏崎刈羽は福島第1と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)で、このタイプの原発の審査は初めて。
規制委は9月に東電から柏崎刈羽の安全審査申請を受けたものの、福島第1の汚染水問題が拡大したため公開の審査会合を開かず、規制庁職員による聞き取りだけにとどめていた。東電が今月8日に汚染水対策の改善策を示したことで、本格的な審査が始まることとなった。
規制委は福島第1の対応や柏崎刈羽の申請内容に重大な不備があれば、審査を保留する可能性も示唆している。