B級グルメの権利を守れ-。日本弁理士会(古谷史旺会長)は24日、「B-1グランプリ」をはじめB級グルメブランドで地域振興を進める愛Bリーグ(渡邉英彦代表理事)の本部および加盟団体と協定を結び、「地域ブランド監理監視機構」を同日設立したと発表した。
B級グルメの人気が全国的に広がる中で模倣品による被害や苦情が増加している。「専門的な知見を持つ弁理士が関与することで、B級グルメブランドと消費者の保護対策を法的面から支援するのと同時に悪質業者を牽制(けんせい)する」(同機構の担当者)のが狙いだ。
弁理士会は、模倣品対策チームとして、11人の弁理士を同機構の担当に任命した。
2月から模倣品被害発見活動を開始する。上旬にもウェブサイトを立ち上げ、模倣品の通報を受け付ける。