--再生医療への応用の可能性は
「まだ、生まれたてのマウスで成功したという非常に限定的な成果で、何もできていない。特定の応用だけを考えるのではなく、数十年~100年後の社会への貢献を意識して研究を進めたい」
--実験は割烹(かっぽう)着姿で、ペットはスッポンだ
「(割烹着は祖母からもらい)おばあちゃんに応援されているような気がするから。この子(スッポン)が来てから実験が軌道に乗ったので幸運の亀です」
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【プロフィル】小保方晴子
おぼかた・はるこ 早大大学院先進理工学修了。大学院在籍時に米ハーバード大に留学。先端生命医科学センターで再生医療の研究に携わり、2011年理化学研究所。13年3月から理研発生・再生科学総合研究センターの研究ユニットリーダー。千葉県出身。