上空から見た小山町須走地区の様子。雪に埋もれ、道路も見分けがつかない=16日午後1時25分ごろ(静岡県提供)【拡大】
静岡県小山町では幹線道路を積雪にふさがれ、須走地区一帯が一時孤立した。
同地区に住む会社員、小林正幸さん(46)の自宅は、16日午前8時ごろまで孤立状態に。「玄関が雪で完全に埋まってしまい、ドアが開かなかった。こんなの初めて。近隣のみんなで必死に雪かきをしているが、もうへとへとだ」と疲れた様子で話した。
町役場によると、午後2時現在も48世帯55人の高齢者が孤立状態にあるという。電話で全員の無事が確認されているものの、「道路の除雪が間に合わず、救助の見通しは立っていない」。
大雪は、収穫期を迎えた小山町名産の「水かけ菜」も直撃。同町で水かけ菜を栽培し、多いときで1日約150キロを収穫するという農業、遠藤美恵子さん(82)さんは「収穫真っ盛りの時期に雪にやられてしまった。雪の重さで茎が曲がって売り物にならない。大損害です」とため息をついていた。