【どこまで進む? 再生可能エネルギー】工学院大学建築学部教授・宇田川光弘氏 (2/2ページ)

2014.2.24 05:00

 --住宅では太陽熱より太陽光が普及している

 「太陽光の場合、10平方メートルの屋根で1キロワットを発電できるが、太陽熱だと2~4平方メートルで給湯需要の半分を賄える。1戸の住宅で太陽光と太陽熱を両方利用する製品も出てきた」

 --産業や業務用はどうか

 「中高層ビルだと屋上の面積に対して床面積が大きいからコストパフォーマンスがよくないが、低層ビルだと効果は出てくる。現に、ショッピングセンターで太陽熱を導入した例はある。太陽熱利用を進めるには、建築物の設計段階、または街づくりの構想段階から考える必要がある。一方、海外では低コストということもあって、中国で太陽熱利用がものすごく伸びている。中東など日射量が多い地域で、日本政府が協力する開発計画も進んでいる」

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【プロフィル】宇田川光弘

 うだがわ・みつひろ 早大大学院理工学研究科修了。1977年工学院大専任講師、80年助教授、91年教授。2011年から同大建築学部教授。再生可能エネルギー協議会特別委員。福島県出身。67歳。

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