石井委員長「STAP細胞があるかないかは、調査委員会の範疇(はんちゅう)ではない。(調査委は)論文に不正があったかどうかを調べるのが役割だ」
記者「不正は小保方氏が単独で行ったのか。責任の重大性の認識はあるのか」
石井委員長「研究不正行為は小保方さん1人。あってはならないことだが、悪質性を認定するのは、難しい」
記者「中間報告の後に、小保方さんとのやりとりは、あったのか」
石井委員長「何度か、ヒアリングを行った」
記者「不正行為があったことを伝えたのか」
石井委員長「もちろん伝えている」
記者「実験ノートが2冊というのは、研究としてふさわしい分量なのか」
石井委員長「私の経験から言うと、内容がこれほど断片的なのは、何人かみてきた中で初めて。ただ、実験ノートは、第三者からみると分からないものだ」
《小保方氏の不正、捏造を認めた調査委。STAP細胞は本当に存在するのか。記者の疑問が委員らにぶつけられる》