第2段階として小火器の納入段階で銃の固有番号、納入年月日、配置警察署などを入力したICタグを、取り除くことができない箇所に組み込み、銃架にフラットアンテナを設置して何番の銃が何時何分に取り出されいつ戻されたかを把握する。
第1と第2の情報を合わせれば誰がいつ、何番の銃を持ち出し、いつ戻したかが容易に分かる。さらに武器の持ち出し時間の予定を組み合わせることで、期限を過ぎても戻されていない銃があると、警報するシステムを構築できる。
このようなRFIDは、国内では重要な書類の管理システムとして既に利用されている。ICタグはフィルム状にもできるため、フラットアンテナの垂直読み取り機能を組み合わせたファイリングシステムと社員証に組み入れたICタグ、保管庫のゲートシステムを連接し、大量の重要な書類を管理している。
医療現場でも血液検査の検体を取り違えるヒューマンエラーを防ぐためにRFIDが使われている。このようにRFID技術は、さまざまな分野での活用が期待されている。
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【プロフィル】山内敏秀
やまうち・としひで 防衛大卒、青山学院大国際政治経済学研究科修了。1970年海上自衛隊入隊、88年潜水艦艦長、92年海上自衛隊幹部学校教官、98年防衛大海上防衛学教室助教授、99年同教授、2000年国防論教育室教授。13年6月から現職。66歳。