一方、アナクロワさんが日本の弱点に挙げたのが経験の少なさだ。「本場の欧州でプレーしている選手がまだまだ少ない。香川や本田も定位置を確保できておらず、W杯という最高峰の舞台で力を出し切れるかは未知数だ」と指摘した。
日本は何度もゴールを脅かされ、リードを許す展開も十分に考えられる。ただし、あきらめないことが重要だ。直前の親善試合でパスミスを繰り返し、終盤になるとスタミナ切れから押し込まれた守備のもろさは狙いどころとなる。
「コートジボワールには個人能力の高い選手がそろっているが、チームとしての団結力や集中力の維持といった面に課題は残る」とアナクロワさん。日本は劣勢に立たされても、自分たちのサッカーを貫くことで活路を見いだせるだろう。
攻撃が強みで、守備に不安を抱える点は両チームに一致する。逆にコートジボワールは勢いを持って試合に入るのに対し、日本は終盤になってもテンションが下がらない。互いが我慢しながらゴールをうかがう試合展開となりそうだ。(奥山次郎)