基調講演では、1人目の講師として、世界で初めて3Dプリンタを発明した弁理士・小玉秀男氏が、テーマに『3Dプリンタの発明経緯と普及の背景』を掲げ、自ら弁理士として数多くのベンチャー企業の特許出願に携わってきた経験から、技術を普及させるためにも特許取得が欠かせないことを力説した。
2人目の講師は、大手電子機器メーカーで製品開発に携わってきた知財コンサルタント・菅田正夫氏が、テーマに『3Dプリンタの技術開発動向と知的財産戦略』を掲げ、「これからは20年先をターゲットにして特許を申請しなければならない」と力説した。
休憩をはさみ後半は、弁護士・水野祐氏による講演。演題に『3Dプリンタがある社会の展望~法律家の視点を交えて』を掲げ、著作権の新しい考え方である<クリエイティブ・コモンズ>について、アニメーションを使って解説した。
続いてパネルディスカッションは、講演した3氏と、コーディネータに東京理科大学教授・弁理士・生越由美氏が加わる形で行われ、幅広い議論が交わされた。質疑応答では、来場者からさまざまな質問が飛ぶなど、知財に対する関心の高さがうかがえた。
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