九州電力の川内原発=3月、鹿児島県薩摩川内市【拡大】
原子力規制委員会による安全審査の事実上の「合格証」となる審査書案が了承された九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)について、九電は5日、建物や機器の詳細設計をまとめた「工事計画認可」の補正申請書の提出が早くても9月末となることを明らかにした。地元の同意や運転前の検査などにかかる時間を考えると、再稼働は今冬以降にずれこむ可能性が高くなった。
九電は、工事計画の補正が「10月以降にずれこむこともありうる」としている。当初は工事計画の補正を5月末に予定していたが、審査結果を書面に反映する作業量が膨大なため時間がかかっている。
規制委は川内1、2号機が新規制基準に適合しているとする審査書案7月にまとめ、事実上審査に合格しているが、審査終了には工事計画のほか、運転管理体制をまとめた保安規定の認可が必要となる。