【朝日新聞会見詳報(10)】30年超す慰安婦報道「さかのぼっての処罰、難しい」 本紙記者質問には「書いてある通り」 (3/4ページ)

2014.9.11 23:02

大勢の報道陣の前で記者会見する朝日新聞社の木村伊量社長(右から2人目)、杉浦信之取締役編集担当(右端)ら=11日午後、東京都中央区

大勢の報道陣の前で記者会見する朝日新聞社の木村伊量社長(右から2人目)、杉浦信之取締役編集担当(右端)ら=11日午後、東京都中央区【拡大】

  • 記者会見する、朝日新聞社の木村伊量社長(中央)。奥は喜園尚史執行役員、手前は杉浦信之取締役編集担当=11日午後、東京都中央区

 杉浦取締役「あの記事の中に書いてある通りで、当時の慰安婦と挺身隊の混同について、あの記事については混同があったということは訂正している」

 阿比留記者「『訂正』という言葉を(検証記事の中で)使っていないと思うのと、あと女子挺身隊と慰安婦の混同、8万人から20万人の女性を強制連行という大嘘、その他諸々については、今回、謝罪される考えはありませんか」

 杉浦取締役「8月5日の記事に書いてある通りです」

 《杉浦取締役が大きめの声で答えたところで、阿比留記者の質問が終わった。別の記者が指名され、木村社長の進退について聞いた》

 記者「今回、検証をして、ご自身の進退についての決断をしなければいけない理由については、吉田調書と慰安婦問題のどちらの方が重いと考えているか」

 木村社長「最大のテーマである吉田調書をめぐる、おわびが中心であることは間違いありません」

 記者「池上さんのコラムの件で、経緯をもう一度確認したい。具体的にどういう検討が行われて、掲載に至ったのか」

読者からお叱りの声があると思うが…

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