【御嶽山噴火】観光、農業、市民生活…周辺住民に募る降灰への懸念 (3/3ページ)

2014.9.29 08:50

長野県木曽町内では降灰が続き、道路清掃車が出動し清掃にあたった=28日(早坂洋祐撮影)

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洗車用品売れたが…

 降灰は市民生活にも影を投げかけている。

 木曽町のホームセンター「ニューライフショップミスズ」では噴火から一夜明けた28日、ホースのノズルなど洗車用の道具が多く売れたという。「洗車用品はいつもより出た」と責任者の中村義武さん(57)。一方で、「多くの人が外出を控えているようで、いつもの土日より客が少なく痛手だ」と声を落とす。

 同町の別のホームセンターの男性店長(34)は噴火後すぐに60枚入りのマスクを100箱ほど業者に注文した。「降灰で必要になると思い、通常の5倍ぐらい仕入れた」と店長。掃除に必要なほうきは、近隣の系列店から集めたといい、「客の要望があればマスクやほうきをさらに仕入れたい」と話した。

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