知的財産融資を支援する仕組み【拡大】
特許庁はこの制度を活用したい金融機関を募っており、すでに6月に実施した第1次公募で19件を採択。9月から11月までの2次募集でも35件程度を採択する予定だ。2014年度に試験的に始めた知財担保融資支援を本格化するため特許庁は15年度予算の概算要求で報告書の費用負担など1億円を盛り込んだ。
特許庁によると、中小企業で特許の出願・維持コストを考慮し、独自技術を持ちながらも特許を取得しないケースがみられる。融資の仕組みが浸透すれば「知財への意識が高まり、出願が増える可能性もある」(普及支援課)という。
知財融資をめぐっては、千葉銀行が今年5月に独自の制度を創設。「財務諸表に表れない技術力や商品の強み」(同行)を評価して、原則無担保で融資する仕組みで、このほど同制度に基づく初の融資を実施した。