小渕優子経済産業相(40)=衆院群馬5区=の引責辞任を受け、問題になっている観劇会に毎年参加している小渕優子後援会女性部の60代の女性=群馬県中之条町=は「何でこんなことになったのか非常に残念だ。政治生命に関わる事態。でもまだ若く前途はあるので、注意をしっかり払ってまた頑張ってほしい」と悔しさをにじませた。
同町の60代の主婦は「私は自民党や小渕さんを応援しているわけではないが、若いのに頑張っていると好感を持っていた。でもこれだけ疑惑が出るのはやはり問題だ。辞任は仕方ないだろう。今回の件をきっちり正面から受け止めていただいて、次に向かってほしい」と話した。
自民党群馬県連の織田沢俊幸幹事長は「活躍を期待していただけに残念だ。経産相として、地元の中小企業の悩みも聞いてほしいと思っていた。まだ40歳。これを教訓にして再度頑張ってもらうしかない」と話した。
群馬県高崎市内にある小渕優子後援会事務所は「大変残念だというのと、後援会の皆様方に申し訳ないという思い。現在、観劇会の参加者に会費を実際に払ったかなどの調査を行っている。今できることを進めていきたい」と説明した。