■優れた年少者からも学ぶ県人気質
一方、撮影の合間をぬって出席した俳優の長塚京三さん。萩市は本当にいい街で、特に吉田松陰の生家があった場所から眺めた海のきれいさ、伊藤博文の旧宅や、藩校明倫館など街並みの美しさが印象的という。またロケ先で出会う山口県の人々は「おおらかでのんびりしている」と話し、幕末の志士たちの熱血ぶりとは正反対の印象を持った様子。
長塚さんが演じる杉百合之助は吉田松陰や文ら3男4女の父だが、貧しい武士ながらも無類の本好きで農作業の合間にも本を読む人物。「そういう本好きの血が連綿と松陰先生に伝わったのでは」と話す。さらに百合之助が松陰の松下村塾で最初の塾生だったことに対し、「殿様であっても年下だった松陰先生から学んだ。優れた者を評価する姿勢は素晴らしい」と述べた。
最後にドラマへの意気込みを聞かれ「一人でも多くの方に見ていただきたい。そして『やまぐち幕末ISHIN祭』、世界遺産登録などすべてが山口県にとって素晴らしい結果になるよう応援している」とエールを送った。